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■「おはよう」

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児童文芸家協会の第14回創作コンクールつばさ賞

にて優秀賞を頂いた児童向け小説です。

 

書いたのが相当前なので少し恥ずかしいですが、

中学生の時の体験をもとに書いた話です。

雑誌児童文芸に載せていただきました。

 

ハブとかなんかいろいろもう死語かもしれませんが……;

友人のお子さんが一時期、お友達とうまくいかなかったことがあり、

このお話を気に入ってくれて何度も読んでると聞いた時には

書いて良かったと思いました。

昔も今も、こういった悩みは変わらないんだなとも。

 

話の中で書いたフリースクールもそうですが、

辛かったら逃げるという選択肢は全然ありですし

本当は不利な場所で立ち向かう必要なんてない。

自分を受け入れてくれる場所はどこかにあるはずだから、

無理しないでほしい。と思います。

 

余談ですが、「ヤングアダルト小説(小学生高学年~中学生向け)

は全く売れないから低学年向けなら見てあげてもいいよ」

というお話を出版社の方からいただき

低学年向け児童小説を書いていた時期がありました。

内容はあんまり覚えていませんが、

「あらいぐまの洗濯屋さん」とかいう可愛いタイトルだったと思うのですが

「うさぎくんがジッパーをおろすと、ずるりと白い毛皮がむけて

中から肌色の奇妙な生き物があらわれました」

みたいな話を書いて送ったら、編集の方から

「純粋に気持ち悪いです」という感想を頂いたことがあり、

あ、私は児童文学に向いていないのかな……と

その時ちょっとだけ思いました……。

 

 

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