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なつの景色
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にて優秀賞を頂いた児童向け小説です。
書いたのが相当前なので少し恥ずかしいですが、
中学生の時の体験をもとに書いた話です。
雑誌児童文芸に載せていただきました。
ハブとかなんかいろいろもう死語かもしれませんが……;
友人のお子さんが一時期、お友達とうまくいかなかったことがあり、
このお話を気に入ってくれて何度も読んでると聞いた時には
書いて良かったと思いました。
昔も今も、こういった悩みは変わらないんだなとも。
話の中で書いたフリースクールもそうですが、
辛かったら逃げるという選択肢は全然ありですし
本当は不利な場所で立ち向かう必要なんてない。
自分を受け入れてくれる場所はどこかにあるはずだから、
無理しないでほしい。と思います。
余談ですが、「ヤングアダルト小説(小学生高学年~中学生向け)
は全く売れないから低学年向けなら見てあげてもいいよ」
というお話を出版社の方からいただき
低学年向け児童小説を書いていた時期がありました。
内容はあんまり覚えていませんが、
「あらいぐまの洗濯屋さん」とかいう可愛いタイトルだったと思うのですが
「うさぎくんがジッパーをおろすと、ずるりと白い毛皮がむけて
中から肌色の奇妙な生き物があらわれました」
みたいな話を書いて送ったら、編集の方から
「純粋に気持ち悪いです」という感想を頂いたことがあり、
あ、私は児童文学に向いていないのかな……と
その時ちょっとだけ思いました……。
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